喘息の原因や予防対策情報

ステロイドで喘息の緩和

気管支喘息の治療というのは、急性の発作を引き起こしてしまっている場合には、その治療を行い、また慢性喘息の場合においては発作の予防を、それぞれ主眼として行っていくこととなります。

 

基本的には気道の炎症を抑えたり、または気道(気管支)を拡げる作用を持っている薬剤である気管支拡張剤を使用することが、投薬治療の中心となってきます。この時には、吸入薬(吸入ステロイド薬)や、内服薬(抗ロイコトリエン薬)などといった薬が使用されることとなります。

 

このような「ステロイド」というのは、吸入薬と経口薬の2種類がありますが、現在の喘息治療におきましては、吸入ステロイド薬を服用するのが基本となってきています。経口薬と比較をして摂取量も少なく、また声がれや口腔内の違和感程度といった、副作用も少なくなっているのもメリットの一つとなります。

 

これらの喘息に効果のある薬を定期的に服用することによって、気道の炎症を抑制することができ、喘息を引き起こさないように予防的な意味でコントロールを行います。そしてもし症状が出てしまった場合でも、その発作をさらに酷くしないように抑えてくれます。

 

薬に関しましても、「急な喘息の発作が起きた際に、その発作を鎮めるために使用するもの」「毎日規則的に症状予防のために使用するもの」とに分けることが出来ます。

 

■水や治療薬などを霧状にして吸入

 

急に発生する発作を鎮めるためには、気管支を拡げる作用を持っている薬を使うこととなりますが、それだけを使い続けたとしましても、気道内の炎症がそのまま放置されることとなってしまい、症状の悪化が続いてしまうケースがあるからなのです。

 

治療目的は薬ごとに異なっていますので、きちんと医師の指示に従って使用することが最も大切なこととなります。

 

また自宅において吸入器を利用し、水や治療薬などを霧状にして吸入をしていく気道に加湿を与え、その通りを改善させることを目的としている「エアゾール療法」についても、最近では広く一般的に使用されています。

 

現在では気道の炎症を抑制させる「吸入ステロイド薬」と気道を広げることによって症状を緩和させることの出来る「気管支拡張剤」の2種類の薬を、同時に一つの吸入器で吸入することの出来る配合剤も使用出来るようになっています。

 

ただし使用する場合には、専門医の指導のもと投与される必要がありますので、自己判断で使用しないようにしてください。