喘息の原因や予防対策情報

まだ解明されていない咳喘息の原因

咳喘息を引き起こしてしまう明らかとなる原因というのは、現代医学を持ってしても、残念ながらまだよく分かっていないとも言われています。

 

また、咳喘息自体、症状のどこからどこまでを最終的な診断をするための範囲内にするかも論文によりまして、まちまちであるといった現状も実際にあります。

 

多くの研究者における見方によりますと、咳喘息というのは好酸球と呼ばれている免疫細胞の一種が誤って自分の組織に対して攻撃をしてしまうといった、アレルギー疾患の一種とも考えられているようです。

 

そもそも好酸球というのは、寄生虫などといった健康を害してしまうような侵入者を攻撃する防衛役のことであり、酸を含んでいる色素を使用することによって、オレンジ色に染まってくることから、このような名前が付けられたと言われています。

 

よく似ている名前の好中球というのは、これもまた免疫細胞の一種となっていますが、こちらに関しては中性の色素に染まっている細胞となります。

 

■組織周辺の細胞に対して破壊

 

そして好酸球がメインとしている攻撃対象というのは、先述しました通り、寄生虫だと言われています。しかし、何らかの原因によって、誤作動をしてしまいますと、風邪の菌や、煙草の煙に含まれているニコチンやタール、ゴビ砂漠、またタクマラカン砂漠などから風に乗って飛来してくる黄砂などを攻撃の対象にしてしまうことがあるのです。

 

ただ単に攻撃をするだけでしたらまだ良いのですが、自分のいる組織周辺の細胞に対して破壊行為をしてしまうのです。例えて言い表しますと、江戸時代の火消しというのは、延焼してしまうのを防ぐために、火元の周囲にある家々をとにかく打ち壊すといった習慣があったそうです。

 

これはまさしく体の中の火消し(白血球)も同じことになります。病原体というのは死んでしまった細胞に対して寄生することが出来ないゆえに、細胞自体を殺してしまうことによって、全身の機能を防衛することに繋がるのです。

 

このことから、破壊されてしまった部分というのは、炎症を引き起こすこととなるために、咳が出てしまうと言われています。

 

ちなみに好酸球というのは、ヒスタミンの働きを抑制させる機能をもともと持っていることから、好酸球が原因となっている咳に対しては、抗ヒスタミン薬を使用したとしても、あまり意味がないとされています。

 

とにかく大切なのは信頼出来る病院で適切な処置をしてもらうことであり、医師の判断を仰ぐようにしてください。