喘息の原因や予防対策情報

喘息発作を放っておくのは危険

気道(気管支)に対して炎症が起きてしまった時に、そのままの状態で放置をしてしまうのは大変危険なことと言えます。

 

一般的にはアレルゲンやウィルスの刺激によって、現在の状態からさらに悪化させてしまうからです。一時的に激しく咳き込んでしまっていた後に落ち着き、さほど咳が出なくなったとしましても、治療をしなければ、気道内の炎症細胞というのはどんどん増え続けてしまいます。

 

ある程度症状が落ち着いてきたように感じたとしましても、炎症がさらに悪化し続けてしまい、気道もますます狭ばってくるばかりなのです。

 

そしてちょっとした気温の変化が起こったり、風邪などをキッカケとして以前よりもさらにひどい喘息の発作を引き起こしてしまうといったことも、決して珍しいことではありません。

 

中でも特に3週間以上に渡って咳が長引いてしまっているような場合には、原因が複合して症状が合併されてしまっているといったことも考えられますので、ただ咳止めの薬を飲んでいる治療だけでは、治らないケースも多くあります。

 

咳が長く続いてしまっていること以外に特に目立った症状が見られない場合には、一般に呼吸器の専門家は数が少ないこともあり、原因不明と診断され、そのまま放置し、さらに症状が悪化してしまうといったケースも決して少なくないのです。

 

■気管支喘息発作重篤状態

 

このことから、喘息の症状が一週間に1回、また月に数回程度酷い時があり、普段はなんともないので病院に行くことなくそのまま放置をしている…といった方こそ最も注意をしなければいけません。とにかく早めに専門医の検査を受けることをオススメします。

 

最近では喘息治療に対しての意識が高まってきており、昔と比較をして数は減少してきているものの、喘息というのは最悪の場合、呼吸困難が原因となって、死に繋がってしまうケースも多いのです。

 

このような状態のことを「気管支喘息発作重篤状態」と言われています。

 

喘息で呼吸をするのが困難になってしまい、チアノーゼが見られる状態にまで発展してしまうと、もはや一刻を争う状態といっても過言ではなく、とにかく急いで病院へ搬送して人工呼吸治療などを受けなければいけません。

 

現在においても、日本全国で3,000人弱の方が、気管支喘息が原因となって亡くなられているというデータがあります。

 

ちなみに喘息が原因となって死亡する率というのは、男性に比べ女性の方が高い傾向があり、また年齢では高齢者の割合が高くなります。