喘息の原因や予防対策情報

喘息はアレルギー性の炎症

喘息を持っている人の気道を検査してみますと、慢性的なアレルギー性の炎症を引き起こしてしまっていることが判明しており、健康な状態の人の気道の状態とはかなりの違いがあります。

 

細胞が剥がれやすくなっている状態で、気道の粘膜もむくんでしまっているだけではなく、痰も分泌されてしまっています。その影響によって空気も通りにくくなってしまっているのです。

 

また、気道がアレルギー性の炎症を引き起こしてしまっている時には、刺激に非常に敏感な状態になっています。ダニやほこりなどのアレルゲン、タバコ、ストレスなどといったものが原因となって発作を引き起こしやすくなります。

 

発作を起こしている時の気道の状態というのは、さらに酷くなっており、炎症細胞の浸潤が増加し、さらにむくみが生じたり、痰の分泌の増加が起こり、その結果気道も狭くなってしまうのです。

 

発作が起こってしまった時に「ゼーゼー」「ヒュー」などと音が出てしまうのは、狭くなった気道を空気が通っているからです。発作が起こることによって、その度に気道というのは傷ついてしまっています。

 

傷ついてしまっていても自然と細胞が修復されていくこととなりますが、その時に再度発作が起こってしまうと、正常に気道の細胞が再生されないのです。

 

このようなことを繰り返してしまことで、気道というのは、どんどん狭くなってきてしまいます。最終的にさらに気道が過敏になり発作が起こりやすい状態に陥ってしまいます。

 

このような悪循環を対策するためにも、喘息治療においては発作自体を起こさないようにすることが最も大切なこととなります。

 

■アトピー型喘息

 

長期間に渡り、吸入ステロ イド薬などを服用してアレルギー炎症を抑制することが出来れば、気道の健康というのは徐々に回復に繋がり、発作も起こりにくくなるのです。
その結果適切な治療をすることで、発作の起きない安定した生活を送ることが出来るようになります。

 

ダニやほこり、動物の毛などといったアレルゲンと接触をしますと、体内にIgE抗体が生成されることになりますが、これが引き金となり発作が起こることがあり、これを「アトピー型喘息」と呼んでいます。

 

これは「I型アレルギー」と言われる炎症反応が起こり、気道が狭くなることも発作の原因として挙げられます。

 

どんな種類のアレルゲンが原因となっているのかを特定することは可能で、患者さんの体内で大量に生成されたIgE抗体を検査することによって、個人のアレルゲンを特定させることが出来ます。